▷ 成年後見
成年後見制度とは？
私たちの社会は「契約社会」と呼ばれ、例え契約書を交わさなくても、日々さまざまな契約が成立しています。
この契約の有効な成立には、自分の行為の結果がどのようになるか判断できる能力が必要です。
この判断能力が不十分なことにつけ込み、不当な契約を結ばせ、多大な不利益を生じさせるという事案も実際に起きています。
こういった方々が同じような不利益を被らないように支援する制度を「成年後見制度」といいます。
成年後見制度は「法定後見制度」と「任意後見制度」からなります。
法定後見制度はさらに判断能力の程度、本人の状況に応じて、「後見」、「保佐」、「補助」の３種類に分類されます。
任意後見制度は、現在は元気だが、将来判断能力が不十分になった時のために、元気なうちに支援をしてくれる人と支援内容を決定し、契約を結びます。その後、判断能力が不十分になったら、家庭裁判所に支援してくれる人を監督する任意後見監督人を選任してもらう制度です。
当事務所ではご本人からの任意後見のご相談からご親族からの後見申立のご相談まで幅広く承っております。
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